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マシンを楽しむ [雑談]

毎度同じような話になってしまうかもしれませんが・・・(笑)

マシンの選び方は人それぞれですが・・・

ベテランライダーの方がやはり基準がシッカリしているように思います。

そして初心者ほど見た目重視の人が多いのかもしれません。

 

オイラは高校生ぐらいからバイクや車の本を大量に読みあさっていました。

若い頃に自分を見つめ直す為のセミナーを受けた直後に雑誌を大量に処分しました。

だいたい500冊ぐらいだったと思います。

何故そんな事をしたのかというと・・・

自分はバイクや車に乗る事自体が好きなんだと自覚したからです。

雑誌を沢山読んでいたから知識はイロイロ吸収できました。

でも、その知識ゆえに頭デッカチになってしまうような気がしました。

車やバイクに対して評論家みたいになっていました。

確かに知識は今でもとても役に立ってはいます。

ただ純粋な気持ちでマシンに向き合えない自分もいました。

雑誌を処分したのは自分の気持ちを切り替える為でした。

 

ブログでイロイロな人のマシン選びや妄想話を読んでいて・・・

イロイロ考えちゃってる人が多いんだなぁ と思いました。

なんだか昔の自分を見ているみたいです(笑)

 

読んでいると・・・

そのマシンが気になっているけど・・・

この部分が気になるとか・・・

値段が高いとか・・・

他のマシンと比較して考え込んでいるとか・・・

宝くじが当たったらとか・・・(爆)

何だか買わない理由ばかり一所懸命書いてる人が多いですよね。

確かにそういう楽しみ方も否定はしませんが・・・

もう少し前向きな方向にパワーを使った方が人生は楽しいと思うんですけどね。

 

それからのオイラは妄想したり評論する事よりも、マシンの良いところ見るように

なって、欲しかったら“どうやって手に入れるか?” を考えるようになりました。

 

 

車とバイクを4台も所有していると周囲から金持ちの道楽的に思われてますけど

そんな生活を維持するにはそれなりに努力が必要です。

 

単気筒も良いし4気筒も素晴らしいしツインも面白い。

だから選べないんです。

昔の自分はマシンの駄目なところに目が行きがちでしたが・・・

今は純粋に良いところ楽しいところに目が行くようになりました。

 

特にBMWなんてマシンは本当にお金が掛かります。

それでも他に代わりになれるマシンは無いんです。

純粋に惹かれたから無理して買いました。

 

ただ速いだけのマシンって飽きてしまう事が多いと思います。

インプレッサがオイラにとってそうでした。

最初はその速さでテンションが上がり楽しかったけれど・・・

昔のっていたR32スカイラインの方がハンドリングが自分に合っていました。

 

どうしてもバイクなどは速さや見た目で判断されがちですが・・・

実際に重要なのはエンジンのフィーリングや乗り心地だと思います。

以前乗っていたCBR929RRを手放したのもそういう理由です。

確かに速かったけれど2時間乗ると疲れました(笑)

K1200Rを箱根で初めて試乗してCBRより大きくて重たいマシンが自分の

CBRより乗りやすくて楽しかったんです。

正直言うとエンジンはCBRの方が振動が少なく綺麗な回り方をします。

そこはさすがに世界のホンダのインライン4エンジンです。

普通に走る時に使う6000回転以下ならK1200Rもたいして気になるような

感じでもないですが、高回転まで回した時にKのエンジンは荒々しくなります。

安全な速度域での走行なら大した問題じゃないという事ですけど(爆)

それこそKには1200もいらないんじゃないかと思います。

普段は6000回転位までで十分なくらいパワーあり過ぎて使いこなせません。

本当はエンジンよりも車体の造りの方にこそ魅力があります。

カタログなどのスペックや雑誌の情報ばかり読むと速さが気になるかもしれませんが

オイラがKを購入した理由はその乗りやすいハンドリングに魅せられたからです。

そういうところは試乗した人にしかなかなか見えないところですね。 

 

 

先日クリスタルラインを走っていて思ったんですが・・・

舗装林道みたいなところを走るならヤマハのSRが合うんじゃないかと。

もちろんCB400SSも。

単気筒の400ならトルクも十分あるし・・・

足つきも良く・・・

取り回しも軽い。

大型マシンと一緒に走ったりタンデムしたりしなければ結構アリだと思います。

それぐらい400シングルも魅力あるエンジンです。

4気筒マシンがエンジンの綺麗な回り方を楽しむのなら、シングルはそのトルク感を

味わうという楽しみがありますね。

街乗りに林道散策にツーリングにマルチに使えるのが単気筒の軽量マシンの魅力

でしょうね。

 

ツインエンジンはバランスを楽しむと言ったら良いでしょうか?

4気筒だと大きなパワーでトルクが隠されてしまうような気がします。

ツインだと適度なパワーでトルクを楽しむ走りが出来ると思います。

BMWのフラットツインなどは結構クセがあります。

シャープに吹け上がるわけでもなく・・・

低回転ではストールするので扱いが難しいです。

でも、なぜか面白いんです。

トルクバンドに乗せるようにキチンとギヤを選んで走れば・・・

面白いほど安定した走りが手に入ります。

 

スペックでは語れない雑誌で読んでも伝わりづらい面白さがそこにあります。

そういうエンジンのキャラがハッキリ出るのがツインの特徴でしょう。

ツーリングメインで使うのならやはりツインがお勧めだと思います。

前に1度試乗したトライアンフのボンネビルも魅力的でした。

大型の4発などはパワーがあり過ぎて持て余し、ラフなアクセル操作で簡単に

後輪が滑るという怖さを伴います。

それに対してボンネビルのツインなどはトルクは十分あるのにパワーはとても

穏やかでウエット路面などでも神経質にならずに済みます。

ロングツーリングなどでは雨でも走らなければならないケースもありますから

そういう場合に扱いやすいパワーというのは武器になります。

 

4気筒の魅力は低回転から高回転まで扱いやすいという事でしょうか。

4気筒エンジンと言ってもいくつかに分かれている気がしています。

ひとつは圧倒的なパワーで高回転までガンガン回るタイプですよね。

もうひとつは振動も少なくモーターのように綺麗に回るタイプ。

他にもエンジンの回り方よりもトルクを重視したタイプとかもありますね。

ホンダに例えるとCBRとCBとVFRなどでキャラが分かれていると思いませんか?

 

高回転まで回した時の強烈な加速は特にCBRの魅力でしょう。

CB1300のエンジンなんかモーターのように静かに回るという印象があります。

VFRは直4に比べるとトルクを重視しているように思います。

その辺は好みで選べるというのは良いですよね。

特にCBのエンジンなどは極低速の時にとても粘るので初心者にも良いですよね。

裏を返せばそのイージーさがベテランには物足りなく感じるかもしれません。

あくまでも良いとか悪いとかでなく乗り手の受け取り方ですね。

 

4気筒エンジンひとつ取ってもイロイロ魅力が違うものです。

まあ何にしろシングルやツインに比べれば良く回るのは間違いないでしょう。

パワー任せの加速を楽しむならピカイチでしょう。

 

国産メーカーの主力商品が4気筒マシンであるのは間違いないと思います。

それに比べて海外メーカーは2気筒や3気筒を主力に据えているのが面白い

と思いませんか?

3気筒なんて2気筒と4気筒の中間的で回転とトルクのバランスが優れていて

両方の良いとこ取りだとトライアンフは言ってるみたいですね。

まだ乗った事がないので乗ってみたいんですよねぇ。

 

その他にも徐々に絶滅が進んでいる2stの他6気筒やそれ以上の大型エンジン

もありますよね。

とにかく乗ってみないとマシンは分かりません。

自分の乗り方に合ったマシンを探せれば幸せですよね。

 

余程のお金持ちじゃない限り一度バイク買ったらそうそう買い換えられる物では

ないでしょうから・・・

そういう特性を考えてのバイク選びもアリではないでしょうか?

結局自分に合ってないマシンを手にしてしまうと徐々に乗らなくなってしまうものです。

 

少しでも参考になればと思います。


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