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CL400 クラッチ強化 [マシンメンテナンス記録]

先日から滑り傾向の出ていたCL400のクラッチ。
対策をする為にネットで色々と情報を収集して方法を思慮した。
CLやCB400SS乗りの諸先輩方でクラッチを強化した内容をブログにアップしている人もいて、とても参考になりました。
その他にも、某バイクショップのフェイスブックなどもヒットして・・・
それらの内容も参考に自分なりに考えた。 
 
まず、みんな共通でやっている対策がベースになったXR400Rのクラッチを参考にしているようです。
CLやSSに搭載されているジャダースプリングを外して、代わりにクラッチディスクを1枚増やすという方法。
そして、クラッチスプリングもXR400R用に交換する先祖返りという技。
乗りやすさを求めて入れているジャダースプリングが滑りの原因となり、ホンの少しのパワーアップでもクラッチ滑りの要因となっている。
それをレーサーであるXRの状態に戻せばそれだけで滑らないという事らしい。
某バイクショップはXRのクラッチスプリングを使わずに、形状やサイズは一緒だが線径がやや太い分バネの反発力が高いと予測してBROS650用のスプリングを使い、ワッシャーを追加するという技を使っていた。
 
そこで、ジャダースプリングを外して、BROS650用の強化スプリングを組む方法を取ろうとしたが・・・
BROS用の強化スプリングが国内で欠品しているらしく、急遽ノーマルのBROSスプリングを注文。
店に頼むと結構工賃が掛かりそうなので、マニュアル片手に自分で作業する事にしました。
まずは、オイルを抜くところから。 
R0000023-500.jpg
ステップとキックペダルを外して、カバーを開ける。 
クラッチと御対面(笑) 
R0000025-500.jpg
左の輪っかがジャダースプリングとシートです。 
こいつの代わりにディスクを1枚追加して組みます。 
R0000032-500.jpg
 
右のピンク色がCL用のスプリングで、緑の物がBROS用です。 
 
R0000034-400.jpg
慎重に組みなおして、オイルを入れて・・・
ケース周りに付着したオイル汚れをパーツクリーナーで落とした。
 
本当は某バイクショップが使った手法のワッシャーを噛ませて圧着力のアップを狙うのも考えたのだが・・・
丁度良いワッシャーをすぐに見付けられずに、今回は断念した。
もし、これでも滑るようならば次はワッシャーをプラスすれば良いので。
ちなみに、普通のワッシャーではサイズが合わないと思ったら、ドレンワッシャーならピッタリと収まりそうだと気付いた。
 
とりあえず、何日か乗ってみたが滑っている様子は無い。
ジャダーを外した事でクラッチの切れに影響があるような話もあったのだが・・・
実際はクラッチの具合は前以上にスパっと切れるようになったと感じる。
つながる時の感じが変にヌメッとしなくなったので、乗り込んで行くとこっちの方が扱いやすく感じる。
そう思うと、このジャダースプリングって無意味なんじゃないのかなぁ? 
そもそも。大型マシンのクラッチってそういうルーズな感じじゃないのでそれには他のマシンで慣れているというのもありますね。
 
これで、慣らし運転も続行出来ます。 
 
 

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