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梅雨明けて、しらびそツー [ツーリングの記録]

2013年7月10日(水)

以前から仲間と行こうと話していた“しらびそ高原”へ行って来た。

オイラは前日の火曜日に仕事上がりの午前10時半頃出発。

環七で渋滞にはまっていると・・・

インジケーターが赤く光りだす(驚)

油温計のレベル表示が最高地点まで上がっている。

 

一瞬だけ考えた後、エンジンを一旦切る。

水冷エンジンではウオーターポンプが止まってしまうのでオーバーヒート状態の時に

エンジンを突然切るのはNGだが・・・

空冷エンジンだから大丈夫と判断した訳です。

その後も、渋滞の狭間で停止する度にエンジンは切って・・・

何とか甲州街道を右折して、永福から中央道方面へ。

高速に乗り風に冷やされてエンジン温度も低めで安定した。

そのまま甲府昭和まで走り、20号へ下りてから給油。

コンビニで軽く昼食。

休憩しようと思っていた日帰り温泉まで行ったら定休日。

近くの温泉を検索したら、原村に温泉 があると判明。

そちらへ向かう。 

 

 

少し標高が高いので爽やかな風が吹きぬけて・・・

露天風呂の縁に腰掛けているととても気持ちが良い。

勤務明けなので、夕方の風が涼しくなるまで休憩室で昼寝。

日差しも穏やかになった頃、再び走り出す。

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塩尻で harryさん と夕食を共に・・・

オイラはいつもの通り塩尻にある健康ランドへ宿泊。

 

 

翌朝、再びharryさんと合流し・・・

飯田方面を目指して走り出す。 

 

その後、 YASHさん とも合流し・・・

今回の目的地である“しらびそ”を目指して走り出す。

 

いつもなら、オイラもいろいろコースを考えたり食事の心配をしたりするのだけれど・・・

今回は全部お任せ(笑)

後ろからただ着いて行く。

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いつも、この面子で走ると・・・

舗装林道っぽい山道ばかりというのが定番。

今回の道はなかなか路面が綺麗で安心して走れた。

それでも、ところどころ砂利や落ち葉もあるので・・・

この狭い道幅の中でもそれらを避けながらラインを選んでいく。

快適な速度で走り・・・ 

危険な領域に足を踏み入れないのは、暗黙の大人の約束。

 

高速コーナーの連続するワインディングを目を三角にして走るよりも充実する。

クネクネと曲がりくねった山道を・・・

『3速のまま行くのか、それとも2速まで落として曲がるか・・・』などと考えながら走る。

速く走る事より、マシンを如何に安定させながら走るか・・・まだまだ修行が足りないな(笑)

 

 

最近、コーナーリングに関する考え方がハッキリと変わった。

それは“コーナー手前で何故減速するのか”という事について。

たぶん多くの人は“オーバースピードでコーナーに入ると曲がりきれないから”と思っている。

だから“曲がりきれる速度なら減速しない”という考え方も存在する。

でも、コーナーリング中はトラクションがシッカリ掛かっている方がマシンが安定する。

つまり、コーナーリング中にアクセルを開けている時間が長い方が気持ちが良い。

カーブの中でアクセルを開ける為に減速をするというトラクション重視の考え方。

そこで、今回試したのが下りのタイトコーナーでもエンブレではなく・・・

なるべくアクセルを開けながら曲がるという走り方。

こういう試行錯誤が自分の理想とする運転に近付いて行くという事なんだろう。 

自分の理想を追求していくと・・・

誰が速いとか、大勢の人と走るとか、遠くへ行くとかどうでも良くなってしまう(笑)

そんな事で、今回も一緒に走った距離や時間は本当に短い物だったと思う。

 

本当に大事な事はお互いの普段の生活が幸せである事だと思っている。

バイクに乗るなんて事は所詮生活の一部にしか過ぎないのだから。

自宅に戻れば、それぞれに違う幸せが待っている筈。

そういう事も考え合うのが仲間なのかも知れない。

バイクで共に走る楽しさは、更に幸せをプラスしてくれる時間。 

 

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下界は暑いが、標高の高い高原は風が爽やかで心地良い。

昼食後にはまったりと座り込んでいろいろ話をした。 

 

 

次回の企画や、今後のバイクについてなど・・・

先の人生を考えていれば、自然と道が見えてくるというのがある。

行き先を決めて、今を楽しむ!

目的だけをキチンと決めていれば、あとは何とかなるものである(笑) 

 

周りの人を幸せにするなんて事は自分には出来ない。

ただ、自分が幸せに暮らして行く事は自分の問題なので意外と簡単だと思う。

つまらぬ事を考え悩んで生きるよりも、ずっと健康的だと思う。

 

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山を少し下りたところでYASHさんと別れて・・・

152号線を茅野まで走りharryさんとも別れて高速に乗り・・・

そこからはイッキ走り。 

 

 

長い夏休みを取る為にこの先は2週間は連続勤務。

まあ、本格的に暑さがやって来たのでバイクで走るのも疲れるし・・・

北海道に行くまではしばらく静かに暮らして行きましょう(笑) 

 

夏の暑い時期は北海道の海辺の町か標高の高い高原が良いよね。 

 

次回は9月にまた霧が峰で楽しい時間を過ごせたらと思っている。

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コメント 4

harry

道中、景色もいろいろ変化して楽しかったけど
最後の152号線で長谷までの2時間弱の道は
バイクのエンジンの調子が変化するのも観察しながら
いろいろと考えながら楽しめた道でした。
ミラーの中のラスさんが退屈してないかな...なんてことも考えて(笑
今回もありがとう。
by harry (2013-07-13 21:01) 

YASH

日なたはかなりの暑さだったけど、写真だけ見てると涼しげですね。
珍しく夏のツーリングで楽しかったですよ。

コーナー手前の減速は自分の場合、
向きを変えるきっかけ作りの要素が大きいです。
言い換えれば、沈ませたフォークが伸びる瞬間を得るため、かな。
だから舗装林道にありがちな連続する複合コーナーの途中でも、
減速は要らないのに向き返し直すためのFブレーキを
ちょんと当てたりもします。
これは中型時代から変わってなくて、たぶんテレスコピックサスの
バイクに乗っている限りこんな乗り方をすると思います。
テレレバーだと挙動が違って戸惑うだろうね(笑)

by YASH (2013-07-13 21:13) 

Nori

二輪も四輪もコーナリングは難しいですね。
特に、先に何があるか判らない状況では。
私はもっと手前で悩んでいるのかもしれません。(笑)
高原の涼しい風を浴びながら走るのは気持ち良さそうでいいですね。
by Nori (2013-07-14 16:10) 

rascal

みなさんnice!ありがとうございます。

>harryさん
ひとりで高速をぶっ飛ばしている時以外は退屈しませんよ(笑)
だって、考え事しながら景色を見ながら道に落ちているものを判断しながらラインを選ぶんですから忙しいですよ。
ついで言うと音楽聴きながら歌ってますしね(爆)

>YASHさん
基本、テレレバーとかデュオレバーとか意識しないで乗ってます(笑)
だからCLでもリードでもBMWでも同じ乗り方をしてると思います。

減速自体はトラクションの為でも、コーナーの中に異変があればいつでも減速できるように入り口でブレーキレバーに指が掛かっている方が安全ですからね。
リズム的にも重要だし・・・
だからフロントが沈まなくてもブレーキングしてますよ!

>Noriさん
簡単だったらすぐに飽きちゃいますよ(笑)
難しいからこそ試行錯誤が活かせます。
そういうものを趣味と言うんじゃないですかねぇ?

そもそもプログラマーが考え事をしながらブラインドタッチが出来るのと同じで・・・
それほど飛ばしていなければなんとなく狙えば車はラインに乗ってくれます。
まあ、プロだから当たり前なんですが・・・
おかげで車の運転は飽きてしまいましたから。
でも、それぐらいの余裕を持って首都高とか走れないと、乗っているお客さんの方は不安になるんじゃないでしょうか?
by rascal (2013-07-16 04:51) 

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